レモンバーム(占星術とスピリチュアル)

アロマ・ハーブ

ハーブやアロマは古来から自然療法や占星術、錬金術など様々な方法で使われてきました。

古代から魔女だけでなく、医師や王族にとって欠かせない存在でした。

現代でも海外では医療で使われています。

ハーブやアロマは私たちの体と心に様々な効果をもたらしてくれます。

今回はレモンバーム(メリッサ)の歴史や作用について

また、占星術とスピリチュアルの関係性を見ていこうと思います。

歴史・神話

レモンバーム(メリッサ)はギリシャ語で「蜜蜂」の意味があります。

蜜蜂がこのハーブを好むことからこの名前がついたと言われています。

スイス出身の医師で占星術師、錬金術師でもあるパラケルススは

「若返りの妙薬」「エリクシール(不老不死の妙薬)」と呼んでいました。

11世紀のアラビアの高名な医師、アウィケンナが著した医学規範(カノン)には

「メリッサは心を明るくし陽気にさせて生気を強める」

と書かれています。

ローマの薬理植物学者のプリニウスやディオリコリデスは

レモンバームの鎮痛作用、鎮痙作用、創傷治癒作用に注目し

歯痛、喘息、傷に勧めました。

レモンバームは古代から心にも体にも明るさをもたらしてくれるハーブとして

重宝されてきたのです。

本物のレモンバームのオイルはとても希少で高価と言われています。

多くはレモングラスやレモンバーベナが代用されているとか。

あまりに安すぎると疑った方がいいかもしれません。

占星術

【支配星】月・木星

【星座】蟹座・魚座

【元素】水(涼性・燥性)

レモンバームは心を明るくする作用があるので

太陽と関係があると思いきや

実は「月」と関係が深いハーブ。

「月」と関係が深いということで

月を支配星に持つ蟹座とも関係が深いです。

月がアスペクトで傷ついている方は

繊細で落ち込みやすいので

レモンバームと相性が良いでしょう。

また、月星座が獅子座の方は火の星座だけれども

意外と繊細で落ち込みやすいので

レモンバームの力を借りると獅子座の力を取り戻せるでしょう。

スピリチュアル

レモンバームレモンバームは別名メリッサと呼ばれていますが

スウェーデンでは「ハートの喜び」と言われています。

その意味の通りハートチャクラ(第4チャクラ)に良い作用をもたらします。

月と関係が深いハーブなのでハートの良い作用をもたらします。

ハートチャクラが傷ついている方には使っていただきたいハーブですね🌿

また、ハートチャクラだけでなくソーラープレクサスチャクラ(第3チャクラ)とも相性がいいです。


この二つのチャクラが上手く働いていない方は心にブロックがあり

前向きになれない、自分に自信がない、繊細で神経質になりやすい方が多いので

瞑想時にレモンバームを使われるといいです。

自分の心と向き合えない時、立ち直れないほどの悲しみを負った時に

レモンバームはあなたの心に明るい光を灯してくれます✨

実際に先人たちは家族が天に召された時に

悲しみから少しでも早く立ち直れるように

家の中でレモンバームを焚いていたとか。

また、レモンバームは過去世・前世を思い出すお手伝いをしてくれます。

本当の自分を思い出す、受け入れることを得意としているハーブです。

過去世を思い出したい時、自分を受け入れたい時、恐れを無くしたい時、

そしてインナーチャイルドにも効果的なので

瞑想で使われるといいでしょう。

作用・効用

【体への作用】

鎮痛作用・抗うつ作用・抗ウィルス作用・抗真菌作用・抗ヒスタミン作用・消炎作用・鎮痙作用・鎮静作用・駆風作用・肝臓胆汁分泌促進作用・消化促進作用・血圧降下作用・結石溶解作用・血管拡張作用

肝・胃・腸の機能を高める効果があります。

気管支炎や神経性の喘息にも。

気滞を解消し、氣を動かします。

【心への作用】

心と神経系に働き、落ち着きのなさや不眠症、イライラに効果的。

また、強い不安や鬱状態、将来への恐れにも効果的な精油です。

妊娠中、授乳中、乳幼児には使用を避けること!肌が敏感すぎる人は薄めて使うこと。

こんな人、こんな時にオススメ

こんな時にレモンバームの力を借りましょう!

  • 不安や緊張が強い
  • 悲しみから抜け出せない
  • 鬱っぽい
  • 心を落ち着かせたい
  • 肝・胃・腸の機能を高めたい

まとめ

心から明るい氣にさせてくれるレモンバーム。

比較的手に入れやすいハーブですので

ハーブティーにして心も体も元氣にしましょう!

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